日本人の誰もが大好きな焼き魚といえば、やはり
さんまの塩焼きです。
ここ数年さんまの状態が良くなくて、
美味しいさんまの塩焼きを食べれていない人は多いと思います。
ところが今年のさんまは脂がのった大きいさんまが大量に取れています。
外食で食べる機会は多いものの、いざ自宅で焼くとなると
「魚焼きグリルで焼くのが正解なのか、それともフライパンでも
美味しくできるのか」と迷う方は多いでしょう。
特に一人暮らしで外食に飽きた方にとっては、
自宅で上質な味を再現できるかが大きなテーマになります。
こんなに良いさんまが食べられる今の時期に、みなさんにも
気軽にさんまの塩焼きを食べていただきたく、実際に私自身が
魚焼きグリルとフライパンでそれぞれ調理を行い、
味・仕上がり・後片付けのしやすさまで比較してみました。
その結論をシェアします。
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さんまの塩焼きに必要な下処理と準備

まずは美味しいさんまの塩焼きを作るために
欠かせない下ごしらえから。
新鮮な生さんまを買ったら、軽く水洗いをして
表面のぬめりやうろこを落とします。
さんまは比較的うろこが少ない魚ですが、包丁でなぞると
細かいうろこがついていることがあるので、
流水で洗い流しておくと口当たりが良くなります。
また「内臓を取るか、そのまま焼くか」も悩みどころです。
苦みが旨みにつながるため、丸ごと焼くのが
圧倒的にオススメです。
もし内臓の苦みが苦手な方でも一旦丸ごと焼いてしまって
食べる時によけて食べたほうがいいと思います。
理由は生のままの内臓をゴミ箱に捨てた時に、次のゴミ捨てまでの間に
痛んで匂いが出てしまったりするのを防ぐためです。
火を入れた方が、匂いが出にくいので一緒に
焼くのがオススメです。
その後火が入りやすいように表面に切り込みを入れておきましょう。
表はカッコよく見せるためにこんな感じに。
裏は見えないので火が入りやすいようにこんな感じに。
ここまでで下準備は完了です。
あとは両面に塩を振って焼いていきます。
鮮度の良いさんまの見分け方

さんまの塩焼きを美味しく仕上げるためには、
まず素材選びが欠かせません。
スーパーで並んでいるさんまを手に取るときに、次のポイントを意識してください。
- 目が澄んで透明感がある:鮮度の良いさんまは目が濁っていません。
- 体表が銀色に輝いている:新鮮な魚ほど光沢があります。
- 口先が黄色い:秋刀魚の鮮度を示すサイン。黄色みが強いほど良いとされます。
- 身がしっかりしている:持ったときにハリがあり、反り返るような感触なら新鮮です。
脂ののったさんまは焼いたときに脂が表面に浮き出てきて、香りや旨みも格段に上がります。
調理の仕方も大事ですが、素材の質が仕上がりを左右すると言っても過言ではありません。
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魚焼きグリルで焼くさんまの塩焼き

私が魚焼きグリルで焼いたさんまです↑
魚焼きグリルは「さんまを焼くなら定番」と言われる調理器具です。
直火で焼き上げるため、外は香ばしく
中はふっくら仕上がります。
グリルで焼いた場合の仕上がり
実際にグリルで焼いたさんまは、
皮目がこんがりと香ばしく、
脂ののった身からは秋刀魚特有のジューシーな香りが広がります。
皮がしっかりとパリッと仕上がり、箸で割るとふわっと蒸気が立ちのぼるのは
まさにグリルならではの魅力です。
一方で注意が必要なのが後片付けです。
画像を見てもらえればわかると思いますが、
グリルの網や受け皿に脂が落ち、焦げ付きが残っています。
すぐに掃除しないと焼き魚の匂いも残るため、
掃除を面倒に感じる人も多いでしょう。
アルミホイルを引いたり工夫できますが、
掃除の手間が大変なのはデメリットです。
フライパンで焼くさんまの塩焼き

フライパンに入らないので半分に切りました↑
フライパン調理は「グリルがない」「片付けが面倒」という方にとっての現実的な選択肢です。
私はティファールのフライパンを使っているのでフライパンに引っ付いてしまったりの心配は全くないです。
最大のメリットは後片付けの手間を大幅に軽減できます。
フライパンで焼いた場合の仕上がり
実際にフライパンで焼いたさんまは、皮のパリッと感ではグリルに劣るものの、十分に香ばしさを感じられます。
中はふっくらジューシーで、味わいはグリルと遜色ありません。
慣れないうちは火加減の調整が難しいですが、十分美味しく仕上がります。
また、後片付けが簡単という点は大きな魅力です。焼いたあとの匂いもグリルに比べて残りにくく、忙しい平日の夜でもストレスなく楽しめます。
さんまを焼くときの火加減と時間の目安
グリルでもフライパンでも、火加減の見極めは仕上がりを左右します。
目安としては、中火で片面5〜6分ずつ。
焼き色がきれいにつき、脂がじゅわっとにじみ出たら食べ頃です。
焼きすぎると身がパサつくので、香りと焼き色を手掛かりに仕上がりを判断しましょう。
内臓も一緒に食べるので、私はしっかりめに焼くのが好きです。
グリルとフライパンの比較結果

それでは魚焼きグリルとフライパン、どちらがさんまの塩焼きに適しているのでしょうか。
実際に比較したポイントを整理します。
味と仕上がりの比較
- グリル:皮がパリッと香ばしく、中はふっくら。王道の仕上がり。
- フライパン:皮の香ばしさはやや弱いが、身はふっくらジューシー。十分に美味しい。
手間と後片付けの比較
- グリル:片付けが大変。脂汚れや臭いが残りやすい。
- フライパン:フライパンを洗うだけ。片付けは簡単。臭い残りも少ない。
調理のしやすさ
- グリル:一度火にかければ自動的に焼き上がる。
- フライパン:火加減の調整が必要だが、身の様子を確認しながら焼ける安心感がある。
結論 フライパンで十分美味しいさんまが焼ける
結論として、私自身はフライパン調理をおすすめします。
もちろん魚焼きグリルで焼いたときの香ばしさは魅力的です。
しかし「片付けのしやすさ」と
「日常的に取り入れやすいか」
という視点で考えると、フライパンの手軽さは圧倒的です。
特に一人暮らしの方や忙しいビジネスパーソンにとっては、フライパン調理の方が現実的に続けやすい方法といえるでしょう。
ただ使いやすいフライパンを使う必要があると思います。
私は圧倒的にティファールのフライパンをオススメします。
引っ付きにくく洗いやすく調理もしやすいです。
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さんまの塩焼きをより美味しく食べる工夫
フライパンでも美味しく仕上がるさんまですが、
さらに工夫を加えることでお店のような味わいになります。
すだちを絞る
焼き上がったさんまにすだちをぎゅっと絞れば、
脂の旨みと爽やかな酸味が絶妙に調和します。
秋刀魚の塩焼きに欠かせない組み合わせです。
大根おろしを添える
大根おろしをたっぷり添えることで、
脂のしつこさを和らげ、食べ飽きることなく最後まで楽しめます。
上質な塩を使う
使う塩によって仕上がりは大きく変わります。
粉のような塩はさんまに振りかけにくいので、
こんな感じの塩が使いやすいです↓
博多の焼き塩

忙しい人向けのアレンジ方法
さんまを丸ごと焼くのが理想ですが、
忙しいときや手軽に食べたいときは工夫が役立ちます。
- 切り身を使う:フライパンに収まりやすく、火の通りも早い。
- 冷凍さんまを活用:鮮度を保ったまま冷凍されたものなら、解凍して焼くだけで十分美味しい。
- オーブントースターを使う:小型グリル代わりになり、少量調理に便利。
これらの方法を取り入れると、平日の夜でも無理なく秋刀魚の塩焼きを楽しめます。
まとめ 今すぐフライパンでさんまを焼いてみよう
この記事では、さんまの塩焼きを
「魚焼きグリル」と「フライパン」で比較し、
それぞれのメリットとデメリットを整理しました。
- グリルは香ばしさが魅力だが片付けが大変
- フライパンは手軽で十分に美味しい仕上がり
- 日常的に続けるならフライパン調理がベスト
今あなたがすべきことは、スーパーで新鮮な生さんまを手に取り、
フライパンでシンプルに塩焼きを作ってみることです。
すだちや大根おろしを添えれば、
自宅で料亭レベルの味わいを楽しめます。
もし「調理器具や調味料をもっと上質なものにしたい」と思ったら、
フライパンや天然塩、すだちを搾るための和食器などを
少しずつ揃えていくのもおすすめです。
毎日の食事が一段と豊かになります。
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